「景観まちづくり」
【日時】2024年4月19日(土)10時00分~11時30分
【場所】池ビズ4階・地域活動交流センター会議室
【講師紹介】 豊島区都市整備部 都市計画課
届出・許認可グループ係長
恩田 剛志 氏
【受講者の感想】
男性Aさん
豊島区の景観について、都市計画課さんの講演を聞かせてもらった。各地区毎に景観のテーマを決めているそうだが、あまり強制力を効かせにくい領域だそうです。区道や都道の整備などとの連携も行われているようですが、意見を出すという形になっているようです。
やはり住民レベルで、自分の住んでいる街の環境を大切にするという気持ちを持つことが大切なんだという事を感じました。
大変、ためになる話ありがとうございました。
今日は豊島区都市計画課の方をお招きして「豊島区の景観とまちづくり」のお話を伺いました。
豊島区をまず東西南北の4つに分け、次に12地域に分けてそれぞれの地域の特徴も踏まえて景観まちづくりを考えていきます。
12地域の特徴を上げながら景観まちづくり方針図を見ると、自分の住んでいる地域の事はよく知っていても他の地区は特徴含めてよく知らないこともあり、まだまだ豊島区の魅力を知らない事が多いと思いました。
行政だけではなく、区民と企業の三者協働による景観まちづくりが大切であり、住民のできる事は自分の家から始めることです。最低限見苦しくないように草刈りや家の前を掃く事しかなかなかできませんが、少しお花や野菜を植えてみようと家族で話し合いました。
資料をたくさん用意してくださってありがとうございました。
豊島区の中心「池袋」、以前は危険というイメージが強かったですが、今では文化の街に移行していってます。豊島区は個性豊かな界わいが響きあう景観まちづくりを目標に区が働きかけています。豊島区を12の地域にわけ、それぞれの特徴を活かし地域を越えて景観形成を行っています。
豊島区には池袋駅から徒歩圏内によくテレビドラマにも出る雑司ヶ谷や鬼子母神があり、とげぬき地蔵のある巣鴨、手塚治虫氏等が住んでいたトキワ荘がある東長崎等情緒あふれる場所があります。
人々が安全に生活する為にそれらを活かしながらそれらを保存しながら開発する難しさを知る事ができました。
女性Dさん
資料がとても分かりやすかったです。
何処も、歩こう会で、行った所が多く、都電荒川線沿いも風情があります。歴史と文化を感じられる地区は残して頂きたいと思います。防災とか考えると、現実消防車が入れないのも問題ですね。
私は、豊島区住民ではないですが、自分が出来る範囲で、道行く人に楽しんでもらえるようなガーデニングに取り組もうと思います。
出前講座ありがとうございました。
豊島区都市整備部都市計画課の恩田剛志係長から豊島区の景観行政の基本的な考え方や取り組みについて、豊島区の景観特性の3つの主要素(地形•自然や歴史文化•まち•界隈)を景観の貴重な資産として維持•保全し、魅力を高めていくために住民、企業•事業者、行政が協働して景観施策に取り組むことの経緯や景観計画の概要、目標や方針等を説明頂いた。
豊島区といえば"池袋"が代名詞のように言われ、同じ副都心の渋谷や新宿と比較されることも多い。新宿は、多様性と高層ビル群が織りなす、ビジネス・商業・エンターテイメントの中心地であり、渋谷は、若者文化とトレンドの発信地であり、常に新しい刺激に満ちた街、そして、池袋は、巨大ターミナル駅を中心に、商業施設とアニメ・サブカルチャーが融合した街。サンシャインシティをはじめとする大型商業施設が集積し、近年はアニメや漫画といったサブカルチャーの発信地としても注目されている。
豊島区の景観まちづくりは、区内を12地域に分けて、地域の特徴を踏まえながらも連続した景観形成の視点に配慮する方針ではあるが、強制力や罰則規定等の縛りはなく、住民や企業のモラルや理念を頼りに協力依頼をする位置付けゆえ、どこまで実行性が担保されるのかは定かではないと思える。各地域はやはり自身が居住する地域が気になるところであるが、やはりターミナル駅周辺や形ある文化遺産等がある地域はイメージしやすく、それ以外の地域は現状維持の感がある。都市計画の国、東京都、そして豊島区との計画の整合性は良く分からないが、道路や防災計画等によっても、景観は影響されると思える。行政としては考えていることを広く広報し、具体的なアクションプランに繋がる提案を行う必要があるのではないかと思いました。
防災公園や緑化計画等も景観政策とも繋がるものであり、やはり安全で安心して暮らせるまちづくりが実現すると良いなと思いました。
本日は「豊島区の景観まちづくり」のお話しを頂きありがとうございました。目標が達成されることを望みます。
女性Fさん
今日は区の出前講座「豊島区の景観まちづくり」でした。
地元民にとって、とても興味があったので楽しみにしていました。配られた資料は見やすく、しっかり読んでくださりありがとうございました。()に私の心の声も書いてみました。
・景観法に基づく(そんなのあるんだ、奈良や京都とか皇居の周りだけでいいんじゃネ)目標、個性豊かな界わい(どんな界わい?参加者の声:池袋は3Kきたない・くさい・こわい)が響き合う(何が響くねん)
・アメニティ形成(ホテルの常備品のことかと思った)
・暖かさ、彩り豊か、等々(抽象的で分かんない)
・池袋副都心での都市づくり(都市計画図と違うような?)
この資料を作るのも、この資料での説明も難しかったと思います。
おかげで豊島区のサイトで色々な区の計画など見ることができました。どうぞ他の部署と連携して頑張ってください。(こりゃ、今日の参加者は豊島区の景観の完成形を見るまで生きてない)