2022年6月19日日曜日

 

災害への備え
① 地震
② 風水害



【日時】2022618日(土)1000分~1130
【場所】池ビズ4階 地域活動交流センター会議室+Zoom
【講師紹介】 大正大学地域構想研究所研究員 佐藤 和彦

 

 


 

【受講者の感想】
男性Aさん
 今回は、「災害への備え」と題して、大正大学地域構想研究所防災研究員の佐藤和彦先生に、豊島区や参加メンバーの居住地を中心とした地震風水害の被害想定とそれに対する備えを公的資料等を用いて大変分かりやすく説明頂き、災害への備えに対する認識を新たにすると共に"たった今起きても不思議はない、常に覚悟しておくべし!"を意識して自分自身の備えを改めて点検する必要を感じました。気付きの講義に感謝です。

地震予知は出来ないが、過去の経験則に基づく首都直下型地震の今後30年間の発生確率は70%(いつ起きても不思議はないの根拠)。地震への備えは、先ず①自宅の安全化、②素早い初期消火、③備蓄のポイント、最初に困る「水」 「トイレ」「電気通信」「持病の薬」で最低3日、出来れば1週間。飲食料はローリングストックで無理せず備蓄の工夫をと。

私はマンション住まいゆえ、個人の備えに加えてマンション全体として出来ることも考える必要があると思いました。 例えば、感震ブレーカーの設置や簡易充電器の備え、簡易トイレの備え等本日の説明の資料にも用いられた国土交通省や東京都防災会議等を参考に日頃から地震への備えや風水害から身を守るポイントを確認し、自分の命は自分で守る。指示待ちとならないようにという本日の佐藤先生の教えを実践したいと強く思いました。
     佐藤和彦先生、わかりやすく貴重なお話しをして頂きましてありがとうございました。


女性
B
さん
  災害への備えというタイトルで佐藤さんからお話を伺いました。
2011年以降災害対策と唱えられてきましたがまだまだ大丈夫だろうと備えが疎かになっていたと反省しました。区役所での防災対策課ご出身ということも有り、確実な情報を的確に教えていただけて良かったです。
 地震での被災や頻度がある風水害での被災など条件が違う事や救援センター避難より自宅での在宅避難が良いなど目からウロコでした。
 都内の緊急車両活動を確保するため3日間は無理に自宅に帰ったりしない、心配だからとむやみに携帯電話の電波を使わず災害用ダイヤルを活用するなど、公益的に災害時に対処する方法を教えていただきました。
家は年寄りを抱えての避難になると思うので良いアドバイスを頂けました。ぜひJ安否の練習や家族内でのタイムラインを作りたいと思います。
ありがとうございました。

男性Cさん
   最新の情報を分かりやすくかみ砕いて説明して下さったので、最後まで興味をもってお話を聞きました。
   首都直下型地震の今後
30年間の発生確率は70%に対して交通事故による負傷確率は24%、台風被災確率は0.48%とのこと。今まで感覚的に70%は少なくはないけれど多いとも言えないと感覚的にとらえていました。また地震で火災が発生した場合、天井まで燃え広がった時は、素人では手に負えないとのこと。前段階の小さなうちに近所の人の力を借りて鎮火させれば大事に至らない。災害伝言板のことは十分に承知していましたが未だ試していませんでした。災害伝言ダイヤル171は毎月1日、15日に無料体験ができるそうなので、今度こそ家族と試してみようと思いました。また避難場所として以前は救援センターでしたが、新型コロナが蔓延するようになって救援センターやホテル、親戚・知人、自宅も含む分散避難が最新の考え方だそうです。
   ともすると眠くなる話なのに、最後まで寝かさずに興味をもって聞かせてくれました。


 

女性Dさん 
   地震と水害に関する資料をカラーでたくさんご用意いただき、とてもわかりやすく思いました。

家族には災害が起こったら、各自近くの避難所か公共施設へ避難して自宅に無理に帰って来ないようにと話していましたが、今日のお話を伺って再度確認したいと思います。

  阪神淡路大震災の時にピアノが動いた映像を見た記憶から、
20年前ピアノの足に地震時に後ろ(壁側)へ傾く耐震器具を設置しました
  3.11
の時に、その器具(揺れると足の下に付けたお皿のプラスチックが半分割れて後ろに傾くようになる)が作動してピアノは後ろに傾いたのでつけていて良かったと思っています。
   水や食料の備蓄も備蓄品を使いながら在庫をある程度備蓄できるようにしていますが、今日いただいた資料をもとに家族で話し合って意識を共有します。

  貴重なお話をありがとうございました。

男性Eさん 
  災害への備えということで、豊島区の防災を担当されていた佐藤氏の講演を聞いた。首都直下型地震が起こったら、むやみに自宅に帰ろうとせず、そこで
23日過ごす必要があるということを教えてもらった。道路に人が溢れると、緊急車両の通行が出来なくなるということが理由である。また、自宅が安全なら避難所に行かない方がよい。安否確認は携帯でなく伝言ダイヤルを使って、自分の状況を登録する。
     いざという時慌てて混乱して、適切な行動がとれなくならないよう心がけたいと思います。大変ためになる講演ありがとうございました。


女性
Fさん

    防災対策はしなくては、しなくてはと思いながらも、一人暮らしだし、マンションだしと言い訳をして先伸ばししていました。 昨日のお話でとりあえず簡易トイレとローリングストックは確認しようと決意しました。 天災は忘れた頃にやってくるですね。
   貴重なお話ありがとうございました。

女性Gさん
 今回、経験した事のないひょうの被害を受け、自然災害には人間は何て無力なのかと、実感しました。他人事に思っていた事を大いに反省し、防災のプロである佐藤和彦さんのお話しは、大変身に沁みました。
有難うございます。

下記が、お話しから学んだ事です。
1避難時、ブレーカーを落とす。
 家に戻ってから、明るいうちに、周りを確認してから、ブレーカーを上げる。

2
自宅の安全化→耐震化する。
3
備蓄 買い置きを多めに 水、トイレ、電気・通信、薬 →3日分
4
被災地に電話しない 災害伝言ダイヤル171を使う(自分の電話番号、自分の情報を入れる)

5
在宅避難が一番いい。

6
避難情報の入手  防災無線フリーダイヤルを使う 0120-021131