2023年11月21日火曜日

 

「お得 納得 中央区」~築地・月島・佃編~
バーチャル街案内 

 

【日時】20231118日(土)1000分~1130
【場所】池ビズ4階・ 地域活動交流センター会議室
【講師紹介】   中央区観光協会特派員  松林 修

 

 


【受講者の感想】
女性Aさん
 「お得納得中央区」第二弾は築地月島佃島を中心に、前回と同じ松林さんにお話いただきました。
   東京に港を作る所からお話が始まりました。横浜や神戸は港の海底が深いため国際的な大型船が入船できるそうです。「築地」は土地を築く「月島」の名前の由来(築島→月島)など埋立地ならではの命名に驚きました。
  佃天台地蔵尊は民家の間の細い路地を通った所にある地蔵尊です。ここは紹介していただかなければ、気づかない事でしょう。
  佃煮は現在の大阪摂津市から佃島へ移住した方々が作った佃煮(元々は塩味、その後野田の醤油を生かした甘辛醤油味へ)が元だそうです。大阪にルーツがあるとは知りませんでした。  
  佃島の盆踊りは念仏踊りとして死者の魂を慰める踊りであったり、住吉神社のお祭りのため大幟柱を水中から掘り起こすなど現在も昔のままに伝わる風俗が残っていてとても興味深く思いました。(大幟柱は腐らないように水につけて保存し、祭りの時に掘り起こしているそうです)
  船から橋へ、そしてまた船が交通の手段として見直されている所も興味深いです。
  所々で美味しいお店も紹介していただき、またマニアックなお話も挟みながらのとても楽しい1時間半でした。地図上の番号と共に解説いただき、写真やブログ等を都度紹介してくださるので、楽しく散歩している気分になりました。まだまだ知らない中央区の魅力を教えていただきどうもありがとうございました。 

男性Bさん
 佃島が離島だったのが地続きになったのは知っていましたが、その土砂が、関東大震災で生まれた瓦礫だったとは。その話を聞いて、横浜の山下公園を思い出しました。当時の日本人はたくましかったのですね。
 また「佃島の盆踊り」の動画を見せて頂きました。どこか悲しげな雰囲気が漂っているのは、「無縁仏の供養・回向のための行事」なのだそうです。悲しげと言えば「おわら風の盆」を思い出します。調べてみると、豊作祈願が目的なので異なっていました。
 その他、住吉神社の例大祭で使う大幟を舟溜の水中に浸けて保存していることや、月島の名前の由来など沢山の情報を頂き楽しい時間を過ごさせて頂きました。 

女性Cさん
 114()にああそうなんだ倶楽部で「築地、月島、佃」街歩きを開催していたので「なるほど〜」と納得しながらでした。
   この辺りは全て埋立地です。綺麗に整備された海岸線の中に昔ながらの路地や町屋建築の佃煮屋さんがあり、とても風情があります。昔は今のように橋がなかった為渡船場があり、船で移動してました。パリと友好都市関係にある為、現在は渡船場跡にはパリからベンチが寄付されていて(1046基もあります)、隅田川をセーヌ川にみたててのんびり過ごすのに良い場所となっています。
   この場所でランチやディナーをする際は「つきじろうさんのブログ」が参考になるそうです。もんじゃ焼き屋さんが多く並ぶ月島ですが、いろんな美味しいものがあるようです。



 

男性Dさん
  今回のセミナーは7月に「お得 納得 中央区」〜銀座•日本橋•人形町〜特派員の知見を駆使したバーチャルツアーを講演頂いた中央区観光特派員の松林修氏に続編として〜佃•月島•築地〜の見どころをお話し頂きました。グーグルマップを駆使して案内に初めて知ったことも多く今回も大変楽しく学ばさせて頂きました。私が印象に残ったところをいくつか記述して見ます。
   佃小橋の3年に一度の祭りに建てる旗は、佃小橋の地下に埋めてあり地下を掘り返して祭りに掲げ、祭りの後にまた地下に埋設するとのこと。(写真で掘り返す様子を見てびっくりです。)
   今も残る佃煮屋天安は間口が狭く奥行きが深い。店の中は昔ながらの店構え。佃煮は佃島が発祥かと思ったら、徳川家康が大阪で世話になった佃の職人を佃島に住わせた、その大阪の佃煮屋がこの東京で広めていったとのこと。
  びっくり。石川島灯台があったところは、軽犯罪人や無宿人の更生施設「人足寄場」があった。この石川島からIHIがスタート、造船所の発祥の地でもあった。
   月島警察署は、警視庁で現役の最も古い駐在所で趣のある佇まいを見せている。もんじゃストリートは文字通りもんじゃ屋さんが見事に並んでおり、人気店には行列が出来る。もんじゃストリートは横丁や路地、小路が多くあり、昔懐かしい風景が見られる。
  そして勝鬨橋。1970年を最後に上がっていない。上げるには相当なパワーが必要なので変電所がちかくにあった。それを改装して「かちどき橋の資料館」とのこと。
   勝鬨橋は渡って直ぐのところに築地天竹でハンバーガーが人気とのこと。築地には明治2年軍艦操練所があり、その後海軍兵学校となり明治21年江田島に移転したとのこと。
  築地には牛丼吉野家の第1号店があった。グルメの紹介は、「つきじろう」のblogが参考になるとのこと。喫茶店で食事が人気で喫茶「レンガ」なたまごサンド、特選ナポリタンは絶品だとか。又、活字発祥の地であり、捨て犬から日本初のセラピー犬となった「名犬チロリ」の像が築地川銀座公園に見られる。
   今回も佃•月島•築地の魅力を特派員目線でたっぷり紹介頂き、あっという間に1時間半、楽しく学ばせて頂きました。2週前に当倶楽部で歩く会を開催し、実際に歩いたところと重なるところも多くあったので、より興味深く拝聴することが出来ました。
   松林先生、有難うございました。機会あればリアルに歩きながら解説頂くことが出来れば最高だと思いました。
 

女性Eさん
  前回の「お得納得中央区」~日本橋、銀座、人形町編~に続いて、今回は第2弾、~築地、月島、佃編~を、中央区観光協会特派員の松林修氏にお話頂きました。
   テンポの良い口調で、googleマップや錦絵、古地図等を取り入れお話頂き、夜景の写真も美しく、あっという間に時間が経ちました。
   中央大橋にあるオシップ・ザッキン(彫刻家)の“メッセンジャー”やベンチを寄贈された等、フランスと友好関係があった事や築地本願寺の設計をした伊藤忠太の事、また、そちらで食べられる朝食が18品目で、ある意味等観光協会特派員ならではの貴重なお話を伺う事が出来ました。もう少しお話頂いた事を自分で調べ、知識を広げて実際に歩いてみたらどんなに楽しい事でしょう。老舗のお店も教えていただきました。この歴史ある街をもっと深く味わえると思いました。ありがとうございました。 

女性Fさん
 今回の中央区の観光協会の松林先生の講座は月島・築地についてでした。
    東京湾を作る時出た土砂を海に埋め立てて出来たのが月島とか、佃小橋の大幟は川に埋められているとか、佃煮の由来は家康が呼び寄せた大阪佃村の人々が魚を塩で煮詰めた物に関東特有の醤油を足して出来上がった物とか知らなかった話を教えてもらいました。
   バーチャル街歩きという新しい手法で実際名所を巡ったような気分でとても楽しかったです。今度はぜひ実際に歩いてみてリクガメのボンちゃんに会いたいです。