2021年4月20日火曜日

ワンランク上をめざした俳句つくり


【日時】2021417日(土)1010分~1200
【場所】池ビズ4階 地域活動交流センター会議室
【講師紹介】 俳句誌「陸」編集長 大石 雄鬼

 


 【受講者の感想】
女性Aさん

  今回の大石先生の講座でインパクトを受けたお話は、俳句は「多作多捨:捨てられる事が大事」「ありうべき嘘はOK:写真とは違う」「誰もが思うような感情を五七五に入れない」です。

  五七五の音に言葉を当てはめているだけの私は、本当に何も分かっていないことを再認識しました。ひよこ句会作品へのご指導からも、多くを学ばせていただきました。

  初心者には少し高度な内容でしたが「なるほどそうか」と心に落ちました。
ありがとうございました

男性Bさん
 今回は、「ワンランク上を目指した俳句づくり」と題し、俳句誌「陸」編集長の大石雄鬼氏に講義して頂きました。俳句初心者の私達にも分かりやすく俳句の基礎知識から俳句づくりのポイント、そして吟行のテクニック等を教えて頂くとともに私達の詠んだ幼い俳句を丁寧に講評・添削して頂けました。
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文字で伝えることの難しさを改めて感じるとともにワンランク上を目指すにはいつも見ないところやみんなが見ないところを細部にこだわって見ることで人が気が付かないところや新たな発見・表現が出来ると良いとのこと。(∴つまりここが勝負どころ)
  やはり、多作多捨、数多く経験することと自分の思いを5文字や7文字で表現できる語彙を増やす努力が必要であると強く思いました。
  先ずは俳句歳時記を手に入れたいと思います。 大石先生にはこれからも私達の投句を選句や講評頂けるとのこと。大石先生有難うございました。引き続き宜しくお願い致します。

女性Cさん
  今回は俳句誌「陸」編集長、大石雄鬼氏をお迎えし、「ワンランク上をめざした俳句作り」と題してお話していただきました。
  私達ああそうなんだ倶楽部では毎月句会を開催しています。毎回3句を絞り出してる私は何かひとつでもコツを掴みたいと切に思い参加しました。
  俳句は17文字で伝えたい事を全て伝えなくてはいけません。今回のセミナーで、何故私の俳句が選ばれないのか理解できました。自分よがりではダメだし、当たり前の事も避けた方が良く、見たまま+新しい発見があると良いそうです。暗い+明るいがあると、受け手に感じてもらえます。これからは、日頃自分では見ないところに目を向け、必要最小限の言葉で伝える努力をしなくては…。しかし考えすぎるとできそうにない…。 歳時記片手に頑張ります

男性Dさん
  今回は、先月受講者が作った俳句を、俳句誌「陸」編集長の大石先生に添削して頂きました。作品群を「情」「共感」「自然・季語」別に分類して、どの部分を変えたらよくなるかを指導して頂きました。
 
総じて言うと、いろんな想像が広がるものやみんなが見ていないものを発見して表現する。また語感が明るいものは暗いものと並べることによって映えるようになる。一般的な形容はなるべく避ける。説明的な表現は好ましくない。自分の感情を盛り込みすぎないなどで俳句が良くなるようです。特に印象に残ったのが、現地の描写がきっかけで作った俳句であっても、最適な季語や言葉があれば差し替えても良いとのことでした。
  俳句を推敲するする楽しさが分かるようになるのは、あと何年先になるのでしょう。


男性Eさん
  最近テレビのプレバトの夏井先生と梅沢富美男の掛け合いが面白くて見始めました。でも、それ以前の俳句の基礎が聞けて大変勉強になりました。
  俳句は奥が深いですね。センスがない私ですが、少しでもお導き頂ければ幸いです。

女性Fさん
  今回の講座の講師は、俳句誌「陸」の編集長 大石雄鬼先生。私は俳句など高尚なものは無理とやめたかったのですが、何とか五七五で浮かんだものを投句していました。今回、俳句というものを教えて頂ける有難い機会と参加させていただきました。
  ご説明に、目から鱗どころか目玉も落ちそうな衝撃もありました。一点句に選んで頂いた私の句は季語が3個!(なかなかできない)もありびっくり。私がいいなと思った句も、いろいろダメ出しされていらしてショック。選ばれていなかった句が良いとのこと、みなさん選句されなくてもいいことにしましょう、選者の力量不足なのだと・・
  先生が「みなさん歳時記はお持ちでしょう」とおっしゃられて穴があったら入りたく、家に戻って早速Amazonで購入しました。今、届いたのですが 季語・季語・季語 あぁ・・・作れない。
  大石先生、どうぞよろしくお願いいたします。

女性Gさん
 初めて直接俳句の添削をしていただきました。
俳句を体系づけておしえて下さりとても勉強になりました。誰でも考えつく事ではなく、同じものを見ても人の気づかないものに着目する。自然の美しさにただ感嘆するのではなく、自分だけが感じとった事を具体的に言葉にしてみる。しかも五七五の言葉の制約に納めて。明るい表現だけでなく、暗い表現を加え、対比をさせる。

これはまるで絵画だ!
言葉を紡いでその中に作者の表現とする映像をいかに見せるか、とても奥深いと思いました。

女性Hさん
  春の新年度スタートの中 ああそうなんだ倶楽部・ひよこ句会に入会しての初勉強会に参加しました。
  俳句誌「陸」編集長の大石先生をお迎えして「ワンランク上をめざした俳句作り」という内容での講義を受ける事ができました。
  私の人生の中で俳句はとてもハードルの高いものであると思いますが、物事の色々を17音の言葉で表現出来たら楽しいのではないかと思い、ひよこ句会に入れて頂き また、そのスタートに大石先生の分かりやすい講義を受けることが出来ましてとても感謝しております。講義を受け初心者マークの私にとってはワンランク上とまではいきませんが、俳句の作り方のヒントを頂いた気が致します。また、講義後の質問にも丁寧に答えて頂きました。ありがとうございました。

  このコロナ4波の迫る中 志の高い方々とご一緒させて頂けてうれしいです。会場の人数制限がある中、Zoomを使っての参加も可能で有難い事です。どうぞ宜しくお願い致します。