2023年9月18日月曜日

 

ヨーロッパのアート」

 

 

【日時】2023916日(土)1000分~1130
【場所】池ビズ4階・ 地域活動交流センター会議室
【講師紹介】   スペイン語教師 ホセ

 

 


【受講者の感想】
女性Aさん
 今日はホセさんがヨーロッパのアートについてご解説してくださるとのこと、とても楽しみにしていました。
 資料画像の上部に年代が書かれていて、解説される各時代の年代の表示が大きくなっていたので、年代を確認しながら時代ごとの解説を聞くことができたのでとてもわかりやすく思いました。
   ローマ帝国が栄えていき、円形を造る事ができたためローマ神殿に生かされている事、その後キリスト教の力が強くなったため芸術に検閲が行われた中世、その中世と決別したルネサンス、宗教と死が重要なテーマのバロック、印刷技術の発展と共に芸術が社会を教育するものとされた啓蒙、産業革命が起こると共に現実逃避、懐古主義のロマン主義へそして社会をありのままに描く写実主義、アール・ヌーヴォー、アバンギャルドそして現代へ続きます。
   ヨーロッパの地図でシルクロードやローマ帝国がどこまで支配していたかを具体的に指し示してくださったので理解が深まりました。芸術と歴史のつながりをわかりやすく解説してくださり楽しい1時間半でした。最後のクイズもとても楽しかったです。
   50枚以上の資料とそれとは別に配布資料をいただき、この会のためにどれほど時間をかけて作ってくださったのかと思うとホセさんと千春さんには本当に感謝しています。
   最近「スペイン」のニュースや文字を見ると、以前よりずっとスペインに対して親しみを持って注意して見るようになりました。ホセさん千春さん、Gracias!!
  ところで、資料の最後にオリーブオイルと八角のお料理の事が紹介されていました。スペイン料理はお得意ですか?次回はスペインの文化やお料理も教えていただきたいです。

 男性Bさん
   本日はホセさんに、ヨーロッパのアートという事でお話を聞きました。
   まず、最初に違うなあと感じたのは、舅の方も云われていたことですが、スライドのデザインが見慣れている日本のものとは違うと云うことです。おしゃれだなあと感じます。
   講演はルネッサンス以降のヨーロッパの美術をいくつかの区分に分けて、時代背景から解説してもらいました。特に、アールヌーボーとアバンギャルドはスペインの芸術家が大活躍していますよね。人間の心の内面を描くというのは、多分ドイツ的には哲学となるんでしょうけど、スペインは美術になるんだと思います。
   夏目漱石が好きというのも、そういう捉え方をするんだなあと感じました。ホセさんの俳句の選句や評も、根っこは一つなんだろうなと感じました。
   ありがとうございました。

 男性Cさん
   今日はスペイン人のホセさんに、ヨーロッパの歴史が、何故そうなったかを話してもらいました。日本の世界史の教科書では記述されていないような視点が多数紹介され興味深いお話でした。
   例えば、ローマ時代は、ギリシャ時代の知にコンプレックスを感じていたが、数学と建築だけには自信を持っていた。バロック時代は宗教家による検閲が強かったため本音を表現できなかった。その為、表現に二重性がこめられ、詩のウェイトが高まったとのこと。また印刷機に発展により、それまで聖書は教会にしかなかったが、市民も手にするようになり、宗教家の一方的な解釈から解放され、市民が自ら考えるようになった。産業革命で国民は都市に住むようになり自殺者が増え、心理学が誕生した。ロマン時代は現実に不満があり、それからの逃避として生まれた文化だという。
  ただ今日の話を聞いて、日本史は紀元前14000年前の縄文文化から話が始まるのに、欧州では紀元前500年前の古代ギリシャから始まっていることに違和感を覚えました。また「オリバーツイスト」という小説は暗い話なので、マイナーな部類に属すると思っていましたが、新聞に連載された小説だったので、欧州では有名な作品だそうです。
   今日は、生きた歴史を学んだようで、新しい視点を知り充実感を覚えました。ホセさん、そして通訳をしてくれた千晴さん、有難うございました。


 男性Dさん
   今回は私たちの「ひよこ句会」にも凄く自然な感情を素直に句にして投句してくれたり、選句の評価も作者も目から鱗の評文(奥様が日本語訳して作者に渡してくれて、作者も感激してます。)を寄せて頂いているスペイン人のJose Gonzalezさん、通称ホセ(歩星)さんと同時通訳に奥様の千晴さんをお招きし、「ヨーロッパのアート」(15世紀以降の西洋の芸術スタイル)と題し、時代ごとの芸術スタイルをお話し頂きました。 
   このような時代ごとに年代を追って芸術のスタイルや社会の思想そして歴史的な背景を一貫して聴けることは初めてであり、しかもヨーロッパの方から直接聴ける機会は貴重な経験でした。
   時代の変遷、思想の変化とそれに伴う芸術のスタイルの変化は大変興味深く、改めて大変勉強になりました。句会での評価の日本語訳や本日の講義の同時通訳も大変に息のあったご夫婦のコンビネーションは抜群で心地良かったです。
   お二人に大変有意義なひと時を過ごさせて頂きました。有難うございました。
   また、引き続き句会も宜しくお願いします。


女性
Eさん
  スペイン在住だったからこそ知っている歩星さんのヨーロッパアートの歴史と傾向。見事な通訳と進行をして下さった千晴さんに感謝です。
旅行と、絵画鑑賞が好きで、ギリシャ、イタリア、スペイン、オランダ、ドイツ、イギリスと旅をして、美術館巡りしました。パルテノン神殿の円い柱は、大英博物館の柱も同じでした。ピカソ美術館へ行った時、初期の画風はありきたりの風景画でした。それが、あんな独特の画風に何故変わっていったのだろうと思っていました。
  ありのままを描写すればよい時代から、アバンギャルト=アーチストはユニークでなければいけない時代へ変化していったからだったのですね。
  オランダのマウリッツハイス王美術館で、フェルメールの作品に触れた時、何か暗い印象でした。レンブラントの夜警も同様でした。それは、バロック=闇。芸術家は、衰退の時代に困難を乗り越える創意に富んだ工夫をした事を知りました。
  個人的にはミーシャの絵が好きです。アールヌーボー、グローバリゼーションへと変わっていったのですね。
  とても充実した楽しい講義でした。海外で、色々疑問に思っていたことが解けました。
  歩星さん、千晴さん、本当にありがとうございました。

 男性Fさん
 ヨーロッパのアートと題してホセ講師と奥様の同時通訳、見事な連携プレーでしたね。とても分かり易い解説と通訳でした。
   西洋美術史は元々興味深くフランスのルーブル美術館、オルセー美術館を鑑賞してからは特に印象派が好きになり上野の美術館にコロナ禍前にはよく行きました。
  また、元々両親が信者で幼児洗礼を授かったカトリック教徒の端くれで、四谷のイグナチオ教会にクリスマスや復活祭等のミサや子どもの結婚式など、また家内と娘がカトリック系の四谷雙葉なので宗教画に共感します。
  解説がヨーロッパを中心として地理的、歴史的な時代背景と美術アートが思想に影響を受けた事情がよく分かりました。
  それから少しずれますが、大航海時代に栄華をきわめた隣合うスペインとポルトガル両国は日本人から見ると違いがよく分からないので教えてもらえると幸いです。

 女性Gさん
   ひよこ句会メンバーの歩星さんのヨーロッパアートの変遷について、スペイン語同時通訳の講義を受けました。
   ヨーロッパの勢力図を世紀ごとにわ説明してくださったのでわかりやすかったです。
   なぜイタリア建築にドーム型がおおいのか、フランス、ベルギーでは細かい塔が沢山あるものが多いのかわかり良かったです。
   アートは絵画芸術だけでなく、文化全体を表すものとして捉えていると思いました。

ご夫婦の息もピッタリ合っていて素敵な講座でした。