「これまでの仕事について」 ~総務省と鳥取県~
【日時】2025年11月15日(土)10時00分~11時30分
【場所】池ビズ4階・ 地域活動交流センター会議室
【講師紹介】 総務省地域力創造グループ
総務事務官 高橋 舞 氏
【受講者の感想】
男性Aさん
本日は総務省の若手キャリアの高橋さんによる「これまでの仕事について」~総務省と鳥取県~ という講演でした。
まだ、入省3年というフレッシュな方です。総務省の旧自治省扱いのキャリアさんは、1年ごとに業務が替わるということで、1年目は鳥取県庁の空き家対策部門、2年目は鳥取県庁の財務部門、3年目は消防庁で危険物取扱関係の法令の仕事、4年目の本年度は本省で地域創造の業務を担当されているそうです。
宮城県出身で鳥取県に赴任したとき、震災に対する認識がほとんど無くて驚いたそうです。確かに山陰地方は地殻が安定していて、地震などの災害に関して受け止め方が薄いかも知れません。私個人としては、化学会社で危険物関係の許認可を日常のように行っていたので、その法令を担当されていた方という非常に近しさを感じました。
非常に素直で、地方自治に情熱を持たれていて、これからの活躍が楽しみです。本日はありがとうございました。
今日は総務省にお勤めの高橋さんに「これまでの仕事について」お話いただきました。
総務省の中でも旧自治省にあたる部署ということで地方と東京を交代勤務されるそうです。まず3ヶ月東京で研修を受けた後、希望されて鳥取県庁へ。鳥取県庁では空き家担当として空き家問題に取り組まれたそうです。ただ10ヵ月経ったところで財務課で11ヶ月、そして霞ヶ関で今度は消防庁へ。
国は若手の時に色々な部署を短期間勤務させて経験を積ませる方針とお聞きしました。鳥取勤務時代には積極的に地域活動へ参加されてお祭りやイベント、時にはボランティアで参加され、地域の方々からの生の声をお聞きになり地域の問題点を考えていらっしゃる様子に凄い!とただただ思うばかりです。
今でも鳥取にたびたび帰られて空き家問題を上司と語ったり、お祭りや地域行事に参加されているとのこと。何にでも一生懸命取り組まれて仕事が楽しい、毎日が楽しいとお話されている姿が眩しいです。
こんな素敵な若い方が一生懸命取り組まれているお話を聞かせていただき、爽やかな風が心を通り抜けたようでした。
お忙しい中貴重なお話をありがとうございました。
今回は、総務省の総合職として4年目を迎えた若き官僚の髙橋舞さんに1〜2年後に登用される県庁財政課長職に向けたキャリアメイクのプロセスを生き生きと語って頂きました。
宮城県出身の髙橋さんは、住民の近く、人の近くで働きたいとの思いから、人口が少なく、住民との距離感が近いと思われたことから鳥取県を希望し、念願叶って鳥取県庁に赴任、最初は主に空き家の利活用や空き家抑制に取り組み、その取り組みの中で住民と触れ合い、終活の一環として終活ノートへ空き家対策として、将来持ち家をどうするかを予め、本人や家族に決めておいて頂くことや利活用コンテスト等に取り組んだ。
その後に財政課に移動し、予算編成の査定に従事、住民と触れ合い、県民として暮らして感じたことや周りからの情報を基に査定に取り組んだとのこと。また、宮城県での大震災を経験したことを、鳥取県では震災経験がないことで若干危機意識が低い住民へ伝え、啓蒙する活動も行なってきた。
約2年の鳥取県赴任の後、東京の総務省消防庁にて危険物に関する法令担当として法令改正や照会の取りまとめに取り組んだ。消防庁は安全を守るためという明確な目標があり、活気のある明るい職場ですあったとのこと。
その後、地域との関わりを持ちたいとの希望が叶い、地域力創造グループ•地域独立応援課、人材力活性化に従事し、特定地域づくり事業協同組合制度、こども農村漁村交流プロジェクト、地域プロジェクトマネージャー等を担当し、次のキャリア形成に向けたプロセスを歩んでいるとのことでした。
髙橋さんのキャリアメイクのプロセスのお話を聞いた感想は、本人曰く、全て希望が叶い、どの仕事も嬉しくて、楽しくてしょうがないと心底仕事を楽しくしている様子が伺えたこと。そして今や第二の故郷とも言える鳥取県愛が感じられ、住民目線での取り組みや地域の色々な行事に自ら飛び込んで行き、地域住民と一体となって活動していることに感動すら覚えました。何より彼女の人が好き、人との触れ合いか好きという、志望動機の人の近くで働きたいという思いをまさしく実行されていることが素晴らしい。若き官僚が情熱を傾けて、明るく元気に地域活性の為に生き生きと働いていることを知り、皆このように取り組んで頂けたら、日本ももっと良くなるのではと感動致しました。
髙橋舞さん、貴重なお話しをありがとうございました。
総務省のお仕事のお話し有り難う御座いました。
何より高橋さんの、何事にも前向きな姿勢に感動しました。心から地域の人との交流を望み楽しんでいる姿、立派です。
空き家にならない為のお話しでは、現実問題、我が家も子供達皆、各々マンションを買い、実家を継ぐつもりはないです。我が事として、就活、遺言、家の後始末ーー。今、自身が元気なうちに、少しずつ準備していこうと思います。
月曜日が来ると、ワクワクするポジティブな高橋さん、どうぞこれからも頑張って下さい。たまには休息して、身体も休めて下さいネ。陰ながら応援してます。
女性Eさん
本日の講師は、先月の講師同様生涯学習講座で知り合った総務省地域力創造グループ地域自立応援課併任人材力活性化・連携合流室総務事務次官の高橋舞さん。題目は「これまでの仕事について〜総務省と鳥取県」、総務省が何の仕事をしているのか全く知らないかった私。私たちがより良く生活する為に生活に根付いた仕事をやる所なんだと知りました。入庁してまだ4年目の高橋さん。希望通り最初は鳥取県に赴任し空き家対策に。次の年は財政課に。そして東京に戻りと毎年部署が変わるということに驚きました。その中でがむしゃらに前向きに楽しく働かれている高橋さん。キラキラ輝いていました。
こうゆう若者が省庁で働かれているって日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思いました。
本日は、総務省にお勤めの高橋氏から、これまでのご職務経験についてお話を伺いました。
高橋氏は、地域の方々に近い立場で仕事がしたいとの思いから鳥取県での勤務を希望され、中山間地域政策課や財政課において、空き家の利活用・抑制事業に携わってこられました。また、ご自身の出身地である宮城県と鳥取県をつなぐ「青いこいのぼりプロジェクト」にも尽力されたとのことです。
その後は総務省消防庁にて企画係・法令担当として、法令改正や照会対応の取りまとめなど、制度を支える重要な業務に従事されました。現在は総務省にて、人材力活性化に取り組まれているそうです。
お話の間、高橋氏は終始柔和な表情で、こちらの質問にも丁寧にお答えくださいました。特に印象的だったのは、これまで携わった全ての地域・部署に情熱を注ぎ、「人に寄り添う姿勢」を一貫して大切にされている点です。お休み明けの月曜日が来ると、仕事に行くのが楽しみになるほどだと伺い、強い使命感と前向きな姿勢に深く感銘を受けました。
少子高齢化が進む日本において、若い世代の一員として、そして国の中枢で地域と人に力を尽くされる高橋氏の今後のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。本日は誠にありがとうございました。