介護保険制度を知る
~最後まで自分らしく暮らすために~
【日時】2020年8月29日(土)10時50分~11時50分
【場所】肥後細川庭園
松聲閣 集会室
【講師紹介】 東京都消費生活総合センター
消費者啓蒙員
黒川 正美 氏
【受講者の感想】
男性Aさん
消費者啓発委員の黒川正美氏を迎え、久々のセミナーでした。介護保険の全容を黒川先生自身の介護体験を交え大変分かりやすくご説明頂いた。介護保険は何が困っているか、どうして欲しいかを具体的に声を上げないと何もしてもらえないとのこと。先ず、申請が必要である。その為には制度を知ることが重要。
制度を上手く活用し、使いこなすことが、自分らしい暮らし方や住まい方を実現するための方法であり、実現するためには「情報と知恵」が必要であると説いて頂きました。そして、介護保険の10のポイントをご提示頂き、全容を理解することが出来ました。
最後まで自分らしく暮らすために、これから情報と知恵を蓄えたいと思います。
黒川先生、大変勉強になりました。有り難う御座いました。
女性Bさん
東京都消費生活総合センターから消費啓発員の黒川正美さんをお招きし、介護保険制度を知ると題しお話していただきました。
介護サービスを利用するにあたり1番大切な事は、自分が困っている事は何か?自分はどうしたいのか?を明確にする事だそうです。
その後地域の包括支援センターに連絡を取り、相談しましょう。自分から動かないと何も起こりません。介護は自分だけでは無理です。行政を上手に使って介護を乗り切りましょう。とのことでした。
男性Cさん
黒川先生の介護保険制度の話しは体験談を踏まえたものだったので分かり易かったです。その中で特に印象に残った話は、「市町村によって介護保険料が全然違う」「認定調査では、普段と異なる結果が出ることがあるので注意」「介護保険は申請をしないと使えない」でした。因みに東京都の介護保険料は4800円~6580円で6000円未満は31区市。6000円以上は18区市で豊島区の保険料6090円と安い方から6番目でした。武蔵野市6240円、西東京市6373円と豊島区より高い市もありました。今回の講演をキッカケに介護保険について学んでいこうと思います。
女性Dさん
介護保険料は年金から特別徴収されているのですが、「介護保険の仕組み」や「利用のしかた」については、詳しく知りませんでした。家族や自分に介護が必要になった時、まずは区の「高齢者総合相談センター」に行く、と知っただけでも大進歩でした。
黒川講師のお話を伺って、
「家族は愛を、介護はプロの手で」
「自分らしい暮らし方や住まい方を実現するためには、情報と知恵が必要です」
「社会全体で介護が必要な人と家族を支える」
という言葉が印象的でした。
介護保険制度は2000年に施行され3年ごとに改正されているそうですが、少子高齢化が予想以上のスピードで進行し、改正がそれを追いかけているような状況。大介護時代になるとサービスは今よりは縮小していくのでしょうか。
介護費用や負担の問題、介護の人手不足、介護離職など問題が山積ですが、「制度を知ると」いう講座はとても役立ちました。自分の近い将来お世話になる制度なので、改正のたびに勉強しておかなければと思いました。
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