「カクテルの世界」
【日時】2023年8月19日(土)10時00分~11時30分
【場所】池ビズ4階・ 地域活動交流センター会議室
【講師紹介】 銀座バー堀川 バーテンダー 今井 綾子 氏
【受講者の感想】
男性Aさん
銀座のBAR堀川の新進気鋭のバーテンダーである、今井綾子さんの講演を聞かせてもらいました。 その中で、若手のバーテンダーは今後のキャリアパスのパスポートとして、コンペに参加するそうです。予選があって、そこを通り抜けての本線。創作カクテルを何ヶ月もかかってつくるらしいです。
お店が AM 1時閉店だそうで、そこから後片付けして帰って寝て、翌日開店前のお店を使っての創作作業。カクテルにポエムみたいなものを、添えなければならないそうです。ワインも飲みたいですね。
これからのさらなる活躍、期待しています。
今回は銀座のBAR堀川でバーテンダーとしてお仕事をしている今井綾子さんに「カクテルの世界」と題して、大変興味深いお話を聴かせて頂きました。
食物栄養科を専攻し、管理栄養士となった今井さんが何故バーテンダーを目指したのか。ゼミで食物栄養科の教授との出会い、ゼミ活動の学生レストランの開業で食を通してのおもてなしや終末期医療現場での食を通じてのケア経験からBar(酒場)Tender(優しい、世話をする人)、酒場でお客様の世話をする人という意味のバーテンダーに憧れ、恩師の「やるからには一流でやれ」と背中を押され、師の紹介で現在の銀座のBAR堀川のオーナーと出会い、この道に入ったとのこと。
バーテンダーの仕事は、主に3つ。①カクテルの提供②非日常の空間作りとサービス③仕入れや仕込み(9割方仕込みで決まる)、店内清掃などで、お酒の知識は勿論のこと、ホスピタリ ティ、英語力など多才な能力を必要とする大変な仕事であると知りました。よって、常に腕を磨く為にカクテルや仕事に関係する本を多数読み、自腹で材料を調達し、毎年技を競うコンテストに出場し、その準備に4ヶ月~半年を掛けているとのこと。 今井さんは、全国エリートバーテンダーカクテルコンペティションに参加して2年連続で準グランプリに輝き、現在も更に上を目指している。
銀座のバーは私にとってはハードルが高く、外から看板を眺めるだけで映画の世界で見た空想の空間であったが、今日のお話を聴いてイメージが現実に近づきました。やはり、非日常のエンターテイメントの世界であり、カクテル一杯が凡そ2,000円前後であるのも確認出来ました。(やはり値段は気になる)
実際に使う素敵なデザインの瓶に入ったジンやリキュール等の実物も拝見し、人気のカクテルの紹介や一日中立ち通しで腰がキツイ現実もある等、短い時間であったが、色々質問も出て大変楽しい時間でした。
BAR堀川はカジュアルで賑やかなバーで食事(コンビーフサンドや冷麺など)も提供しているとのこと。いつか気の置けない友と行って見たいなと思いました。
今井さん、次はグランプリ目指して頑張って下さい。我々の為に、重い荷物を持って銀座から池袋まで来て頂きまして有難う御座いました。
銀座BAR堀川バーテンダー今井綾子氏による「カクテルの世界」についてのお話を伺いました。「銀座BAR」・「カクテル」どちらも、私の今までの生活においてご縁の無いものでしたが若い若い今井さんが優しく分かりやすくお話して下さり、お蔭様で緊張する事も無く、楽しく「カクテルの世界」を伺う事が出来ました。有難うございました。
カクテルの種類は数千種類あるそうです。その中でスタンダードなものとフルーツカクテル等を簡単なレシピと一緒に説明していただきました。スタンダードカクテルはジントニック、モヒート、エスプレッソマティーニ。フルーツカクテルはパッションフルーツ、ブラッディメアリー、マンゴー。BAR堀川では、フレッシュなフルーツをふんだんに使うのが特徴となっており、ブラッディメアリーではアメーラトマトを2個、マンゴーカクテルではマンゴを1/4個も使うとの事。人気だそうです。
氷へのこだわりのお話も 天然氷を実際に使うまでにいくつかの工程があり氷一つにしても丁寧に手を掛けている事を知りました。家庭でも簡単に出来る直ぐに溶けない固い氷の作り方も教えて頂きました。
今井氏が22年、23年と2年連続で準グランプリを獲得した全国エリートバーテンダーカクテルコンペティションについてもお話いただきました。この大会は年齢28歳までのもので、今井氏も今年最後であったそうです。2年連続でというのやはり実力があった事と努力の賜物だと思います。大会には予選と本選があり予選通過後4か月後に本選があるそうです。自分のイメージするカクテルのレシピ作りや技術の鍛錬、カクテルに添える野菜や果物等で作る造形等、色々な要素があるようです。今井氏の22年作品はCHAPLET(花冠)で23年作品はSTARLILY(姫百合)。大きめのシェイカーで1人分だけでなく5人分を一度に作り、横並びのカクテルグラスに一往復で均等に作り上げるとの事。お仕事をしながらの合間で訓練するのですからすごい事です。
その他、バーテンダーのお仕事を高める為に、リッツカールトンやディズニーの本など多数読まれるそうです。お酒の知識はもちろん英語力、ホスピタリティー、技術、接客対応、非日常空間作りとサービス、その他、仕入れや仕込み、店内の清掃等内容満載ですが、まだまだ上を目指して努力し挑戦していきたいと話されていました。
今回の楽しいお話をお聞きして 若い方が夢に向けて挑戦している姿に応援したいと思いましたし、今井さんを訪ねてBAR堀川を訪ねてみたいと思いました。ありがとうございました。
今井さんは、16枚の大作のパワーポイントを作成して、経歴、なぜバーテンダーになったか、銀座BAR堀川との出会い、バーテンダーの仕事とカクテルの種類、全国バーテンダー協議会と創作カクテル、その他ホスピタリティで心がけていることなど私たちが知りえない世界について紹介して頂きました。
その中で、特に印象に残ったのは、学生時代のゼミ活動で終末医療現場に行ってケアの重要性に気づき、バーテンダーの仕事に憧れて、先生の紹介もあって銀座に勤めることになったそうです。
また週休2日制になったのはつい最近で、それまでは週1日の休みしかなかったとのこと。今どきの若い人がそこまで頑張れるのは、バーテンダーの仕事を通して世の中に貢献したいという思いや、堀川オーナーへの尊敬、そして居心地の良い仲間がいるので頑張れるのだと思いました。
カクテルに使用する天然氷は、そのまま使用すると、カクテルに入れるフルーツや野菜のうまみを吸ってしまうため、寝かせなければならないとのこと。また自宅で溶けにくい氷を作るには、コツがあるとのこと。ググってみると色んな方法が紹介されていました。
また英語も勉強されているとのことだったので、どの国の人が多く訪れるのか聞いたところ、台湾とのことでした。特に台湾の女性は写真好きなので、それをSNSにアップすると、それを見た台湾人がやってくるようです。
非日常のお話を聞かせてもらい得難い体験をさせてもらいました。
「銀座Bar堀川」のバーテンダー今井綾子さんをお迎えして「カクテルの世界」と題してお話していただきました。
厳しい世界に飛び込み高い志のもと試行錯誤の末2022-23全国エリートバーテンダー・カクテルコンペティションに出場し準グランプリを2度獲得されるなど日頃の業務に加え新しい独自のカクテル開発に邁進されているお話とおいしいお酒を楽しむ術などをお聞きしまして、私達が日頃聞けない世界を十分に味わせて頂きました。
ありがとうございました。
銀座のBAR堀川と聞いただけで別世界、4か月も試行錯誤したというコンクールのカクテルレシピや氷へのこだわり等、とても新鮮なお話でした。一度でいいから準グランプリに輝いたカクテル「CHAPLET」「STAR LILY」を口にしてみたいと思う楽しい講義でした。
今回の今井綾子氏のお話で一番印象に残ったのは、「人を喜ばせることを常に考えて研修している」という言葉でした。お酒の知識は勿論、ホスピタリティーや語学など様々な分野の本を読んで学び、現場で実践しバーテンダーとして頑張っていらっしゃる姿は素敵です。バーテンダーという仕事は、男性にとっても厳しい世界だろうと想像しますが、若い女性の身で挑戦していく今井さんにすごいパワーを感じました。
お忙しい中カクテルの重い材料まで持参してお話下さりありがとうございました。今後の挑戦・ご活躍を楽しみに秘かに応援しております。
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