1、日時 2018年8月31日(金)18時~19時40分
2、場所 豊島区地域活動交流センター
(としま産業振興センターIKE・Biz4F) 会議室
3、講座名 「フラダンスあれこれ」
4、講師名 奥村 真実子氏 と お母様
5、講座内容
①フラについて
フラは総合芸術であると同時に宗教的な行為でもあり、単なるダンスや音楽の概念では捉えられないものです。
ひとくちにフラと言っても様々な流派があり、手の動きや足のステップで流派が異なり一目で違いが分かります。
フラの師範をクム(またはクムフラ)と呼び、クムフラは単なる先生という意味を超え深い知識を持ち、教え子の生活まで導いていく人格者で尊敬される存在です。
②ハワイ8島
1)ハワイ島…別名ビッグアイランド(大きな島)女神ペレの住居 カメハメハ大王誕生の島
2)マウイ島…ヴァレーアイランド 花は薔薇 色はピンク 太陽(ラー)の家(ハレ)ハレアカラ
3)ラナイ島…花はカウナオア 色はオレンジ パイナップルアイランド
4)カホラベラ島…花はヒネヒナ 色はグレー 無人島 不発弾があるので立ち入り禁止
5)モロカイ島…花はククイ 色はみどり色 火山島 手つかずの自然に触れられる
6)オアフ島…ギャザーリンアイランド 花はイリマ 色は黄色 ホノルルがある
7)カウアイ島…ガーデンアイランド 花はモキハナ 色は紫 降雨量が多い
8)ニイハウ島…花はププ 色は白 個人が所有するプライベートアイランド ハワイ語を使う
③ALOHAの意味
「こんにちは」以外に様々な意味がある。Live、love、laugth、の3L
Akahai=思いやり
Lokahi=調和
Olu′olu=喜び ハワイアンスピリットを表現する言葉
Ha′aHa′a=謙虚
Ahonui=忍耐
④フラの歴史
女神ラカがモロカイ島の聖地カアナにフラを生んだ。
古代のハワイは無文字社会で、文字が無いためにフラ=踊りで歴史を継承した。ポリネシア人が持って来た歌舞音曲といわれる。先史時代のフラは、選び抜かれた男女のみが踊れる。
歴史的伝統的なフラ「カヒコ」 古典フラ「カヒコ」は男性しか踊れない。
現代的にアレンジされたフラ「アウアナ」 アウアナは「漂う」という意味
⑤ハワイアンの楽器
・ウクレレ…名前の由来 ウク(ノミ) レレ(ピョンピョンとびまわる)
・スティールギター…ハワイ語 KIKA・KILA
・プーリリ…Pulli 竹の棒
・ウリウリ…UliUli 瓢箪の中に種を入れたガラガラ
・イリイリ…石 カスタネットのような感じの石
・イプ…瓢箪をくり抜いて作った打楽器
⑥実践
フラダンスを皆さんで踊りましょう!
6、感想等
・フラダンスはハワイアンの音楽に乗って踊り皆同じものだと思っていたが、様々な流派があることを初めて知った。男性の踊りにも興味を持った。
・ハワイ8島の色や花の違いがあり、勝手な花や色を使って踊ってはいけないことがわかった。
・フラの先生がクムフラと呼ばれ、住民の高い信頼を得た人格者であり尊敬される存在であると知り驚いた。
・ハワイ・ポリネシアの古い歴史と大自然の中で育まれたフラには、人の心を癒す豊かな力があるように思う。フラの音楽と踊りは素晴らしいです。
・奥村先生とお母さまの二人で、パワーポイントに従って詳しく講義されとても良かった。講義中での質問にも丁寧に答えて下さり、和気あいあいと楽しく学べた。
フラダンスは島によってカラー、花がそれぞれ違い、その島の踊りを踊る時は色や身につける花をその島にしなくてはいけない事にを初めて知りました。
返信削除実際にダンスを踊ってみて、すべての動きが意味があり、それらは愛や感謝につながっている、フラダンスの奥深さを知りました。
また機会があればぜひ参加したいと思います。