【日時】2022年11月19日(土)10時10分~11時40分
【場所】池ビズ4階・地域活動交流センター会議室
【講師紹介】 日本将棋連盟国際将棋部チェス講師 ジャック・マリー・ピノー 氏
【受講者の感想】
女性Aさん
チェスを全日本チャンピオンに直接教えていただけるとのことでしたので、とてもわくわくして参加しました。
もともとチェスは将棋と同じくインド発祥のゲームが元になっているそうです。将棋とチェスは王を取るというのは同じですが、盤の大きさが違うなど細かい点では違いもあります。
黒板に大きなチェス盤をご用意いただき、そこにマグネット付き駒を移動させながら説明してくださり、テレビで見る将棋解説のようでした。駒の動かし方を覚えたら、チェックメイトになる手を考えるのですが、これは私にはとても難しく、どう考えていけば良いのか、二手先となるとまるでわからなくなります。でも考えていく過程はとても楽しめました。
森内氏と羽生氏とのエピソードも教えていただき、あっという間の1時間半でした。
ジャック先生、貴重なお話をどうもありがとうございました。
男性Bさん
ビノー先生からチェスについての講演がありました。説明はとてもわかりやすく、演習など(詰みチェス)も入れてもらって、楽しい時間を過ごせました。
チェスの事は全く知らなかったですが、将棋と違って左右対称ではなく、先手と後手で駒の配置が逆になるのが、興味深かったです。初手が先手が"f5"で後手が"f4"とクイーンの利き道を空けるのが常道らしいです。この辺は、将棋の角道を空けるのに通じるものがあると感心しました。また、ナイトは黒マス白マスで固定され、交わることがないという話は驚きでした。
持ち時間は40手まで2時間でそれ以降追加されて、計7時間の試合となるらしい。将棋と比べて短いのは、試合の経過とともに駒が少なくなるからだろうと推測する。
いろいろと興味深い話ありがとうございました。
男性Cさん
将棋とチェスは紀元4世紀にインドで始まったゲームが祖先だそうです。そしてチェス盤は8×8、将棋はそのマスのライン上に駒を置いた中国式にアレンジされたため9×9になったそうです。
小学校高学年の時に、おしゃれな将棋としてセットを購入。しかし今日教えてもらった駒の動きは記憶にないので、間違った遊び方をしていたのだと思います。またインド発祥のゲームだけあって、数学的な駒の進め方が役に立つとのお話でした。
「初心者用チェスゲーム「チェス入門β(ベータ)」」があったので、今日習ったことを確かめてみようと思います。https://chess-primer.jp/chess_beta.html
男性Dさん
「チェスってなあに!」と題して、映画の中でしか見たことのなかったチェスを、駒を手にしながら、初心者向けの入門編を丁寧にゆっくり教えて頂きました。講師は日本在住35年、フランス生まれのジャック・ピノー先生でチェスの全日本チャンピオンやチェスオリンピックの日本代表にもなった素晴らしいキャリアの持ち主でこのような機会が得られたのは幸運でした。
歴史的には、将棋とチェスは同じ祖先を持っており、紀元4世紀にインドで始まったゲームが元になっているとのこと。将棋盤の正しい置き方から、一つ一つの駒の動き方や特徴を教わり、詰め方の例題を出されるものの中々直ぐに反応出来ずに考え込んでしまいました。駒の動き方が身についていないと思考回路が固まってしまう。
個人的に興味のある好みの駒はナイトです。映画のワンシーンでナイトがジャンプしている姿がカッコよくて印象に残っています。しかし、実際に動かそうとすると一番難しく思えました。初めてチェスに触れた貴重な体験でしたが、将棋と比べてスピード感があり、キャスリングのような大変ダイナミックな手もあり、興味深いゲームであると思いました。ピノー先生、ご指導頂き有難うございました。
女性Eさん
お忙しいところ、チェスの講義、ありがとうございました。チェスに関して全く知識がなかったので、駒の説明、チェスの由来、興味深く聞かせて頂きました。チェスは、人々を幸せにする力がある気がします。 歴史も古く、世界選手権も開かれているのですね。
クイーンは、八方に動く最強の駒。
ポーンは、チェスの魂。駒を助けたら、駒が助けてくれる。
チェックメイトは、もう逃げられないと、いう意味。アラビア語では、王は、死んだを意味するそうです。
お話しを聞きながら、行って戻って来る。道はたくさんある。というお言葉には、人生に通じるものがあるなと思いました。
新鮮で、楽しい講義でした。
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