2020年10月18日日曜日

 

 

 「学習塾の研究」 「学校と地域の関係の研究」 2発表


【日時】20201017日(土)1010分~1155
【場所】愛知県、岡山県よりZoomによる講演
【講師紹介】東大大学院博士課程 鈴木 繁聡 氏、
           
東大大学院博士課程 大野 公寛

 


女性A
ありがとうございました。

加藤木さんの紹介で、九州から参加させて頂きました。大変勉強になり色々と考えさせられるところがありました。塾や学校や部活など子供達が大人と関わる場所や機会は様々ですが、やはり最終的には先生や指導者などとの人と人の関係性なのではと思っています。

 子供達にとっての良い環境になる為に、我々大人こそが学びを深め広範囲から物事を見ることができる目を養わなくではと考えています。次世代の子供達の将来を左右するポジションにおられるお二人に心からエールを送ります。学校という環境が子供たちにとって成績だけで判断されるのではなく、正しい意思決定と行動力が培われる場になる様に研究を続けて下さい

男性B
今日はありがとうございました。
人生
100年時代のキャリアパスは、生涯に複数の専門性を持つことが必須になると言われています。次は、同じ生涯教育でも中高年期以降の社会人教育の研究事例を聴いてみたいと思いました😊

男性C
昨日は、ありがとうございました。鈴木さん、大野さんのご専門の社会教育の新しい分野と言っていいのでしようか?今まで踏みならされていない領域に挑戦していることに、尊敬しています。鈴木さんの学校教育と並行といいますか、補完するのでしょうしようか。学習塾の学習テーマ、新しい進め方を工夫しているとか、私は分かりませんが、子どもたちに、今までと違った、育成の変革に取り組まれていられるのに大変興味をもちました。知識教育だけでない、学習塾の新しい活動に期待させていただきます。

大野さんの取り組まれた過疎が進む町の中にある高校の魅力化プロジェクトも新しい教育環境づくりですが、新たな町の魅力づくりと重なったものとなったのではないでしょうか。高校生にとって、将来生かされる、知識教育だけでない、逞しさとか、島親さんとの交流や、寮でのプロジェクト学習など、外では経験できない体験、多角的な学習の活動は高校生にとって、貴重な学習の場であったと思いました、大野さんご自身も、ひとつの成功体験になったと思いました。鈴木さん、大野さん、貴重なお話しありがとうございました。また、お話しの機会があればと楽しみにしております。ありがとうございました。

男性
D

イケビズ会議室の実況です。先ず始まる前に部屋の
WIFIと豊島区のフリーWIFIと繋ぐプロセスが機器により違いひと悶着、携帯とタブレットだと画面が小さいのでPCとプロジェクターを使い大画面を出すのは成功したが、PCの音量が小さいため新iPad(これは素晴らしい!)の音声の助けを借りて・・・とりあえずしばらくは小康状態へ・・・途中音声のミュートが問題になり、連絡するも頭脳明晰なホスト側の全ミュート処理にて解決し小康状態へ・・・そのうちiPadWIFIが時間切れとなり音声が途切れる・・再度アクセスを試みるも多少混乱。
  次にPCの
WIFIも時間切れとなり大画面が途切れる・・・これはiPadでカバーするも一時的に小画面を3人で受講となり<密に?>・・・で今後に備えファーウェイのタブレットも試みたが画像はOKだが、音声がでなくて????先進的IT主婦のKさんの処理により解決の頃・・ゼミナールは終盤へ3人の拍手は皆さんに届いたかどうかの不安を抱えたまま終了へ、取り合えず次回に備えTさんの持ち運び型WIFIの登録を済ませ、いつもと違い「竹若」で1320円のランチを食べながらイヤー3人寄れば・・・・だねーと話しました。



男性E
鈴木さんは子供の頃、「壁のない学校」や「教科書やテストのない学校」を経験されるとともに学習塾は好きになれず利用しなかったそうです。しかし大学
3年の時、勉強のやり方を教える「学習塾をなくす塾」を知り英語教師として参加。年間1500時間担当しましたが追い求める塾像と異なるため退職されたそうです。佐藤学先生の生徒同士が主体的に学び合う「学びの共同体」に触発され東大に入学、入学後は牧野篤先生の「考えてもらいたいから枠組みを設定しない」に触発されながら塾の研究を続けられていました。
  中学まで義務教育、高校は準義務教育のような現在、塾は学校教育を補完する関係にならざるを得ないと私は思います。拠って塾の果たす機能は学校教育の習熟度アップだと私は思いました。もし存在価値が逆転することがあれば学校教育を再構築することになるのではないでしょうか。

  大野さんの「学校と地域の関係」の研究は、大学
3年の時体験した隠岐島前高校の「高校魅力化プロジェクト」の参加がキッカケだそうです。隠岐島前高校魅力化推進協議会では、高校の存続ではなく親が通わせたい、そして地域を活かす意欲的な目標を設定して見事高校存続や地域活性化を果たしたそうです。その要となったのが公営塾、島親などのユニークな企画であり地道な地元活動の積み上げだったそうです。そして現在、「高校魅力化による地方創生」は全国展開されているそうです。大野さんは高校魅力化の推進だけでなく、地元の人々が抱える思いも含めた学校と地域の関係を研究されているそうです。
  地方消滅危機が地元と地元以外の人々の力を束ねて地方再生を実現する素晴らしいお話しでした。そして本来、社会に役立つはずだった勉学が、いつのまにか大学進学のためだけの勉強になっていました。その為、社会人になって勉学目標を喪失する人たちが多く出現。その点、今回の取り組みのように勉学
+地元問題の発見と解決策を目指す学習は生涯学習に役立つ下地が作られると思いました。地方創生を振り出しに危機意識の低い都市部にも、この取り組みが広がれば、日本の復活に大いに役立つと思いました。

女性F
今回の講師は、昨年の講座で知り合った東大博士課程で生涯学習を学ばれている鈴木繁聡さんと大野公寛さん。 お二人に現在学ばれている事についてお話していただきました。 元々
4月に池ビズで予定していましたがコロナで延期に。今回お二人にはご実家からzoomで行っていただきました。
  鈴木さんは現在の研究に至るまでのお話しから始まりました。学校教育以外は社会教育で2つ合わせて生涯学習になります。社会が変わりゆく中、教育も多様化しています。学校任せではなく、地域社会、保護者、塾の先生も一緒になりやっていく事が求められています。与えられる事だけをこなすだけでなく、自分で色んな物をいちから作りあげていける人に育って欲しいですね。
  大野さんからは島根県隠岐島唯一の高校を無くならせない為の改革のお話でした。高校の魅力化は島の人口減少、財政難を防ぐ事になります。島の人の考え、島の外から来た人の考え。それぞれの思いのが向かう所は島の活性化。
  今年からセンター試験が大学共通テストに変わります。教育方法に正解はないけれど、個々の多様性を生かし伸ばせる教育が必要ですね。

男性G
少子化による人口減少、大都市圏(特に首都圏)への人口集中で地方の市町村や島しょ部は過疎化が急激に進み存続の危機にある。全体でも日本の国力・経済力は低下して行き世界の中のポジションも同様に低下して行く事が想定される。
  このような状況下、鈴木さんの従来の枠組みにとらわれない、学校と家庭、社会の三位一体での多様な生涯教育への取り組みや大野さんの人口減少、財政難の進む地方島しょ部での学校と地域が連携・協働によって学校のみならず島全体の活性化に向けて取り組んだ活動のお話、若いお二人の研究者の講義は大変新鮮で有意義なお話でした。
  もう元には戻れないニューノーマル時代、世界で戦える人材(人財)育成に繋がればと願います。
鈴木さん、大野さん有り難うございました。

 

女性H
今回は講座に掲げられていた「生涯学習を専門にする大学院生は何を研究しているのか?」について、鈴木さん・大野さんのお話を通して学ばせていただきました。お二人とも資料をたくさん準備して下さり、特に自ら体験した写真を用いての解説はとても分かりやすかったです。ありがとうございました。

 鈴木さんの「学習塾の研究」は、学校と学習塾の関わり方という視点で興味を持ちました。対立や補完関係ではなく、新しい関わり方を実践している杉並区立和田中や佐賀県武雄市の官民一体型学校など、連携を進めている事例を紹介して下さり、画期的な取り組みに目が開かれました。

 大野さんの「学校と地域の関係について」の研究では、過疎化地域の抱える問題と学校の役割について考えさせられました。島根県立隠岐島前高校の「高校魅力化プロジェクト」の島留学という発想はスゴイと思ったし、地域の協力なくしては継続できないと知りました。 教育の本来の目的である「人格の完成、人間が人間らしく豊かに生きていくことを学ぶ」ことは、人間が誕生した時から生涯を通して続くものだと思います。お二人の発表を聴きながら、何歳になってもより良い生き方を模索して学んでいこうと思いました。

ありがとうございました。


 

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